夫の不倫と隠し子に立ち向かう鍵は息子――しかし弱い弱すぎるw|テレホン人生相談

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👤 相談者プロフィール

年齢:63歳
性別:女性
家族構成:夫(70歳)、息子(32歳)
職業/生活状況:家族経営の会社役員(経理担当)
特記事項:夫が不倫相手との間に子どもを2人もうけており、うち一人は存命。夫は会社の実権を握り、相談者は経済的にも立場が弱い。

🗣️ 相談内容

相談者は自営業を営む63歳の女性。10年前、夫(70歳)の海外赴任中の不倫を偶然知り、その相手との間に15〜16歳の娘がいることを知ってしまう。発覚のきっかけは、夫のゴルフバッグに入っていたSDカードに、不倫相手や別の女性との性的な写真が多数残されていたことだった。 夫は相談者の父母が興した会社を継いだ婿であり、経営手腕によって会社を黒字化。しかしその立場を利用し、現在は会社の株や権限の多くを握っている。相談者自身は経理と金庫番を務めるが、夫からは暴言を浴びせられ、「お前が死ねばよかったんだ」とまで言われることもある。

息子は次期社長とされているが気が弱く、父親に強く言えない性格。相談者は、夫が不倫相手の女性や娘を同じ町に住まわせていることにも怯え、毎日「怖くて朝が来るのも辛い」と語る。家族・会社・経済的基盤のすべてが夫の支配下にある中で、今後どのように行動すればよいかを相談した。

⚖️ 専門家の回答(中川潤 弁護士)

– 会社の実態を冷静に把握することが第一歩。
旦那が抜けると経営が立ち行かない構造である以上、感情的な離婚や対立ではなく、現実的な準備が必要。
– 鍵を握るのは息子。
夫婦関係の問題としてだけでなく、息子が「父の死後に会社を継ぐ覚悟」があるかどうかが重要。弱いままでは会社も家族も守れない。
– 信頼できる税理士と連携し、弁護士紹介を受ける。
税理士は古くから家計と経営を知る存在。そこから紹介を受けた弁護士に現状を包み隠さず説明し、会社の資金を夫が勝手に動かさないよう法的対策を練る。
– 「飛び込み」ではなく信頼のルートを使う。
感情的に行動せず、必ず信用できる人を介して専門家に繋がること。

→ 「泣いていても何も変わらない。今できる現実的な備えを進めなさい」

💬 感想

十数年にわたる裏切りを抱えながら、家も会社も夫の掌中にあるという極限的な状況。相談者の「怖い」「何もできない」という言葉には、経済的・社会的に追い詰められた女性の現実が滲む。
中川弁護士の助言は、感情論ではなく「息子と会社を守るための戦略的行動」だった。家庭の問題が、家族経営という構造の中で経済的支配と絡み合う点が印象的だ。
愛と経済の支配が混ざり合う家庭で、あなたならどこに「自分の正義」を置くでしょうか。

📘 まとめ

  • 長年の不倫でも、まず感情より経営構造の把握を優先すべき。
  • 信頼できる税理士・弁護士を通じた「合法的防衛線」を築く。
  • 息子の覚悟と立場が、家族の未来を左右する。
  • 感情的な離婚ではなく、現実的な生存戦略を立てる。

2025年10月22日「テレホン人生相談」より

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