👤 相談者プロフィール
年齢:65歳
性別:女性
家族構成:離婚後1人暮らし、30歳の息子あり
職業/生活状況:記載なし、日常生活は一人で送る
特記事項:息子の結婚に関わる親族トラブルで相談中、息子の妻から突然絶縁宣言を受ける
🗣️ 相談内容
相談者は、30歳の息子が結婚した相手の嫁から、突然「今後一切お付き合いしません」とLINEで絶縁宣言を受ける。理由は「モラハラを受けた」とされるが、相談者自身には心当たりがない。
相談者は息子の結婚に当初反対しており、その理由は嫁の両親が離婚していたり、アルコール依存や自傷など家庭内問題を抱えていたことにある。しかし、息子に子どもができたため結婚を承諾。
顔合わせでは、嫁が赤ん坊をあやす役に回ったものの、相談者側からの質問や関心はほとんどなく、嫁は「ベビーシッターのよう」と孤独感を感じた。この態度が「モラハラ」と誤解された可能性がある。
相談者は息子を気遣いながら、今後どう関わるべきか悩んでおり、自身の善意や態度が攻撃的に映ってしまったのではないかと不安を抱える。息子も状況を把握しておらず、板挟みになっている。
⚖️ 専門家の回答(又パズル愛氏)
– 嫁の絶縁は自己防衛行動。顔合わせでの孤独感や無関心が「モラハラ」と誤解されることがある。
– 相談者の結婚反対理由は合理的であり、善意や息子への配慮が相手からは圧力に見える場合もある。
– 息子を守ろうとする思いが悩みに変装し、自分自身の攻撃性に気づきにくくなる。
→ **攻撃性は悩みに変装する。相手の拒絶も必ずしも悪意ではない。**
💬 感想
突然の絶縁宣言に驚き、戸惑う相談者の気持ちは切ない。
家族間の距離感や相手の自己防衛心、親族関係の複雑さが誤解や孤独感を生む構造的問題として浮き彫りになる。
善意や配慮も、相手に伝わらなければ逆効果になる難しさがある。
あなたなら、善意と干渉の境界線をどう判断しますか?
📘 まとめ
- 顔合わせでの無関心や孤独感が、誤解や絶縁につながることがある
- 相手の自己防衛行動は、必ずしも攻撃ではなく誤解に基づく場合がある
- 善意や気遣いも、相手に伝わらなければ圧力として受け取られることがある
- 家族間の距離感や配慮の重要性を再確認する
2025年9月29日「テレホン人生相談」より
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